NSX構築

【NSX構築】その1:手取り足取り全体像編

NSXを最短で理解するには、構築手順に沿ってコンポーネントごとの役割を把握することが重要です。 vSphereの構築から順を追ってご説明します。 構築の操作自体は非常に単純ですが、構成が非常に複雑なだけに設計ができず躓く方が多いのではないでしょうか。 次回の記事で各フェーズごとの詳細について取り上げます。以前取り上げたコンポーネント紹介と併せてご覧ください。
NSX入門

【NSX入門】その5:TEP通信とvlan通信の違い

vlanトランスポートゾーンを割り当てたN-vDSがパケットにvlanのタグを付けることで、外部機器と疎通が可能になります。 外部と疎通するにはEdge内部に存在するTier-0/1やN-vDSが必要となるので、外部と疎通する際にはパケットをEdge内部まで持ってくる必要があります。 その際に必要となるのがTEP通信ですが、前回説明したVMK10(TEP)の代わりにカプセル/デカプセル化の役割を担うのが、overlayトランスポートゾーンを割り当てたN-vDSです。 送信元サーバからのパケットをVMK10でカプセル化し、Edge内部のN-vDSでデカプセル化、そしてvlanトランスポートゾーンを割り当てたN-vDSから外部に向けてvlan通信を送信する流れになります。
NSX入門

【NSX入門】その4:TEPによるoverlay通信は構成図上どういった仕組みで通信しているの?

NSX-Tやoverlay通信は「L2のような通信」って見聞きしたな、、、で理解している方は多いと思います。そちらについては前回カプセル/デカプセル化の記事で詳細をご説明しました。 今回は理解が深まるようNSXのoverlay通信に関して構成図を用意して説明しています。
NSX入門

【NSX入門】その3:TEPとoverlayトランスポートゾーンを用いたoverlay通信フローとは?

トランスポートゾーンの役割について理解できても具体的にどんな通信フローか説明できる方は少ないと思います。なぜNSXはセグメントを超えてもL2のような通信が可能なのかについてIP通信の基礎から遡って解説します。NSXにおいてとても重要な機能なので何となくでも良いので理解できるように頑張って説明します!
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【NSX入門】その2:トランスポートゾーンとは?セグメントとは?

NSXを構築するにあたって、トランスポートゾーンについての理解は必須です。 コンポーネントをぼんやり理解した先にまずはトランスポートゾーンをぼんやり理解していきましょう!
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【NSX入門】その1:コンポーネント紹介!NSXとは?

NSX-Tのコンポーネントについて簡単に説明しました。 NSX-ManagerやEdge、Tier-0,Tier-1、N-vDS、トランスポートゾーンなど基本的な知識を何となく理解していただきたく記事を用意したので大雑把に理解いただければと思います。 NSX-Tは難しい製品ですが、何となく理解するハードルが高いだけで一旦理解すると全体がハッキリと見えてくるのでぜひこの記事を参考にしてください!