その2vCSA構築で土台が完成し、遂にNSXの構築まできました。
もしNSX全体のコンポーネントを一旦理解したい方はコンポーネント紹介の記事をご覧ください。
手順

構築したvCSA上からNSX Managerをデプロイし、Managerの管理UIからvCSAの登録(Managerとの連携)とESXiへNSXモジュールのインストールを実施します。
今回で大まかなNSXの準備は完了できます。
また、ここからは公式ドキュメントと併せて進めていくことを推奨します。

NSX Managerデプロイ
NSXデプロイの第一歩はNSX Managerのデプロイからです。
公式サイトの以下「製品のダウンロード」より希望のOVAファイルが取得できます。
取得したOVAはvSphereの「ovfテンプレートのデプロイ」より選択するとウィザードが展開されます。
※ブラウザからvCSAにアクセスする際は、FQDNの方がデプロイ成功率が高かったです。(体感)
MangerはvCSAやESXiと疎通できる必要があります。
今回の検証環境では、ESXiやvCSAと同一のPG(vlan)に属しています。
Networking & Security
・製品
VMware NSX > 製品のダウンロード
VMware NSX-T Data Center > 製品のダウンロードhttps://customerconnect.vmware.com/jp/downloads/#all_products

補足)Managerサイズについて
デプロイ時にサイズの指定ができます。(デプロイ後に変更可)
基準は以下サイトの推奨値を参考にしてください。
また、サイズに応じて要件も異なるので注意が必要です。
・configmax
https://configmax.esp.vmware.com/home
・NSX Manager 仮想マシンとホスト トランスポート ノードのシステム要件
https://docs.vmware.com/jp/VMware-NSX-T-Data-Center/3.2/installation/GUID-AECA2EE0-90FC-48C4-8EDB-66517ACFE415.html
補足)NSXとvCSA,ESXiのコンパチビリティ
VMware関連のコンパチやライフサイクルは下記サイトをご参照ください。
・互換性ガイドの参照方法について
https://blogs.vmware.com/vmware-japan/2014/01/cmpatimatrix.html
・Product Interoperability Matrix
https://interopmatrix.vmware.com/Interoperability
・Lifecycle
https://lifecycle.vmware.com/#/
次回予告
「【NSX構築】その3」が長編になったので続きは「【NSX構築】その3ー2」で解説することにしました。
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