前回の記事では仮想RTであるTier-0,Tier-1を作成しました。
今回は実際にvmを建てて仮想RTが機能するか確認してみます!
手順
Pingを疎通し合うサーバとしてWindowsServerを用意しました。
今回の構築でTier-1とvmを繋ぐことができます。
最後にPingで疎通確認して無事に疎通性が確認できれば完了とします。

全体像
「はじめてのNSX完全版」で取り上げたTier-0とTier-1の関係図で今回の作業についても説明していました。Overlayセグメント側ではTier-1を紐付け、VM側のvNICにセグメントを紐付けることでTier-1とVMがOverlayで接続されます。詳しくは以下のリンクよりご覧ください。

セグメント作成
まず初めにセグメントを作成します。
この際に必要な工程としては、適当な名前を付けてoverlayトランスポートゾーンとTier-1を選択し、任意のセグメントを指定するだけです。

この際に選択するトランスポートゾーンで疎通可能なゾーンを指定することもできます。
こちらも「はじめてのNSX完全版」で紹介しております。

windows serverのvm作成とセグメント割り当て
WindowsServerの用意ができれば、VMのvNICをPGではなくセグメントを割り当ててください。
VM側の設定としては特にNSXを意識する必要はなくいつも通りに設定することで完了します。

疎通確認
最後に同一のTier-1に紐付けているOverlayセグメントを割り当てたVM同士で疎通性を確認できれば完了です。お疲れ様でした!

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