【NSX構築】その2:vCSA構築編

NSX構築
この記事は約2分で読めます。

NSX構築その2として、NSXの基盤となるvSphere環境を構築します。
全体像については構成図を元に解説している「その1」をご覧ください。
vCSA構築が余裕の方もNSXを構築する観点で記事を書いたのでぜひご参照ください。

手順

今回は3台のnestedESXi上にvCSAを建てました。

DNS

基本コンポーネントは全て正逆引き両方で登録していると安心です。
登録後にPingとnslook upで確認しておくと安心です。

ESXi

今回の構成では初期デプロイ時のvSSでvmnic0を管理用通信として指定しています。
また、nestedESXiの場合は「CPUのゲストOSに公開」を忘れないようにご注意ください。

vCSA

vCSAを構築する上でNSXを意識する必要はないので通常通りデプロイしました。
また、今回はvSANを構築しましたがvSAN以外のデータストア等でもNSXは動きました。

補足)vDSについて

NSXの設計上、vDSの用意が必要です。
以下ポイントを意識しながら構築を進めると上手くいきました。
・アップリンク2ポート以上推奨
・MTUを1700以上(最低1600)
・vDSのバージョン(公式ページ要参照)
また管理用(vCSAやNSX Managerなど)、NSX通信用(仮想RTなど)でvDS並びにNICの配置を分けておくと便利です。

・NSX-T の vSphere Distributed Switch の準備
https://docs.vmware.com/jp/VMware-NSX-T-Data-Center/3.2/installation/GUID-BA34FB2A-6780-41C5-B895-F37E5A7B7BAE.html

まとめ

NSXに影響する部分としては、vDSやNICなどNW周りの設計が重要になってきます。
物理/論理構成を元に通信経路を意識しつつ設計いただければと!

次回予告

次回は遂にNSXmanagerをデプロイします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました